読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

横浜 関内、野毛、蒔田☆管理栄養士 ときどき 席亭

都内の病院で勤務している管理栄養士です。all about 実践栄養ガイドでもあります。趣味は横浜散歩と落語鑑賞。五代目円楽一門会がお気に入り。お気に入りの師匠方の落語会を主催したりもしています。

大好きな先生と仲間を楽しませたい!

席亭になるまで 三遊亭全楽

 

今度のお正月、先生が学会で横浜に来てくれるんだ……(嬉)。

私には大好きな「先生」がいます。その人は私の大学院生時代の「指導教官」。80歳を超えていますが、まだまだお元気で、研究に・授業にと日夜忙しく飛び回っておられます。

大学院の指導教官と大学院生の関係はちょうど落語界の師弟関係とそっくりで、大学院修了後も先生との縁が切れてしまうわけではありません。もちろん、私もことあるごとに先生とは連絡を取り合っています。
私にはたくさんの兄弟弟子…と言いましょうか、先輩後輩がいます。彼女たちとは、毎年、年明け早々に開催される学会で新旧の関係者で集まって親睦会を行います。例年は学会が京都で開催されるため、なかなかよいお店を選べませんが、今回は「横浜」です。

「The あたしんち!」

ということで、先生や横浜在住の先輩と相談し、横浜での夜を楽しんでもらおうと、いろいろ計画しておりました。

普通の感覚ならば横浜でお食事会なら「中華街」と方程式が成り立つところでしょうが、中華街でのお食事会はすでに実施済み。先生は中華がお好きなので、また中華街でももちろんいいのでしょうけれど、横浜っ子の間で今、一番ホットな場所はなんと言っても「野毛」です。

「野毛」は昭和の香りが漂うクラッシックな下町です。東京で言えば新橋(烏森のほうかしら?)と同じような位置づけでテレビ等でもよく紹介されています。


「(このタイミングだから)野毛にしようよ!野毛に!!」
横浜在住の先輩とこんな相談をしていました。


そんなある日、道楽師匠に初めて会ったあのお店の女将から「落語会をやる」とお知らせをもらいます。

もちろん、行かないなんて選択肢は、私にはありません(笑)。

大喜びで落語会へ行き、木戸銭の決め方等、会のやり方を女将に教えてもらいました。

教えてもらった範囲では、事務手続き等はそんなに難しくないようです。
面白いこと聞いちゃいました♪

ここで、あることに気がつきます。

「野毛でしょ?芸者、幇間を上げて・・・、ってのいいよなぁ。けど、野毛には芸者さんも幇間もいないねぇ(苦笑)。う~ん。
 あ。落語、似合うんじゃないの??
 小さい会場で本物の落語を目の前で見せたら、先生、喜んでくれると思う(^^)。」

単なる思い付きでした。

女将の話によれば、師匠のスケジュールが空いていて、金額が見合えば来てくれそうです。収支は多少、赤字になっても、今回は交通費がない(例年、京都まで行くときは、出張扱いにしてもらえず自腹なので)ことだし、先生と仲間たちが喜んでくれればいいことにしよう・・・。

どうせやるからには、絶対にみんなを喜ばせたいもんね。
落語家さん、誰にしようかなぁ・・・。先生に見せるんだもの、ぜったい、真打がいいよね。

 

最初に考えたのは、道楽師匠でした。
しかし、道楽師匠のお家から横浜へは1時間半くらいかかります。しかも、道楽師匠は極度の人見知りっ子(当時ね。今はけっこうほどけてきました♪)。女子大OGの新年会なんて、怖くて黙ってうつむいたまま呑んでるんだろうなぁ。女性ばっかりのところへもってきて、ウチの先輩・後輩たちは、けっこうな人生経験を積んでいる人たちなので、怖い思いをさせても気の毒だし・・・。ダメだぁ。道楽師匠に怖い思いをさせるわけには(><)。

それなら、と考えたのは、全楽師匠。
あの師匠なら、人見知りしないから大丈夫(^^)。お家も横浜から近いし1時間かからないはず。全楽師匠なら、人生経験を積んだお姉さまたちの間に入れても、後ろからちょっと助ければ、なんとか立ち回ってくれるでしょう。

と、いうことで全楽師匠にお願いしてみると、あっさり了承してくれました。

こうして、私の席亭デビューが決まります。
もちろん、このときはこのとき1回こっきりのつもりでした。

この時、落語の神様は私の力量を試していたのかもしれません。

f:id:chisapyi:20161115005913j:plain